2014年6月25日水曜日

畑薙~茶臼岳~光岳の日帰りトレラン

光岳へ日帰りトレラン行ってきました!

畑薙から登る、標準的なコースタイムは以下の通りです














ゲート
0:45
畑薙大吊橋
2:10
ウソッコ沢小屋
1:45
横窪沢小屋
2:40
茶臼岳
3:50
易老岳
2:30
光岳
2:40
易老岳
3:15
茶臼岳
1:40
横窪沢小屋
1:10
ウソッコ沢小屋
1:20
畑薙大吊橋
0:45
ゲート

コースタイムは21時間超えのロングトレイルになり、
通常の登山では2泊3日のコースです

事前にネットで情報を集めると、
トレランでも1日では行けなかったケースも多いです
念のためツェルトやダウンの緊急用具も持って行くことに

しかし是非ともこの難関ルートを走破し、光岳の頂へ到達したい!
さぁ気合を入れて山へ入ります

早朝4:32 ゲート通過
既に明るくなってきてます




















4:53 つり橋の上には無数の動物のウンコが。。。




















5:48 ウソッコ沢小屋




















6:40 横窪沢小屋 ペースはゆっくり目、ノン休憩で進む




















8:06 茶臼小屋 ここまでの水場は全て飲めそうに無かった。
そろそろここで水の補給を。。。




















しかし去年補給したここの水場もダメっぽい!!
これはまずい!
2リットル積んでいたハイドレーションも残りわずかだし、
この先の光小屋前の水場も枯れている事が多いそうだ。。。




















10分ほど悩んだけど、
もうなんでもいいから補給して進むことにした!
適当にここの沢の水を補給
多分飲めるんだよね?この水




















絶景!天空の道を尾根沿いに気持ちよくラン




















8:39 茶臼岳をピークハント
晴れ→雲の中を繰り返す天候




















ここから光岳までは地獄だった。
まだところどころ雪が結構残っていて、ストックを挿しながら急斜面を登る。
そしてにわか雨、ヒョウまで降ってくる。
慌ててレインコートを着ると、すぐ止んで快晴を繰り返す。
体力を消耗し、結構なタイムロスをしながら進む。






















時間は大丈夫?体力は?
まだまだいけるぜ!
ひたすら尾根沿いに光岳を目指す!




















9:05 希望峰




















易老岳 10:20
不思議な植物がたくさん




















11:19 イザルヶ岳
固く締まった雪の上を快速ラン




















コケを守るための不思議道がずーっと続く
この道を作るのに5年かかったそうだ




















11:27 光岳小屋到着




















中には人の気配はなかった
とっても綺麗で、是非次は泊まりで着たいなぁ





















11:48 ついに光岳へ到達!
この岩に夕日が当たるとピカピカ光るので光岳と言うらしい
そうか、光るのを見るためにこのまま夕方までここで待っていようかな?





















ここまでの休憩はゼロだったので、ここで30分くらい横になる





















帰りはもう半分くらいにわか雨で、写真も撮ることなく急いで下山
下りはずっと地面が濡れていて、脚を消耗しまくってヘロヘロ

帰りのゲートをくぐったのが17:58
もうギリギリライトが必要な暗さ
ちょうど日の出と同時に入山し、日の入りと同時に下山した感じだった
タイムは13時間26分
はんぱない達成感と疲労
最高だった!!

摂取カロリーはスペシャル高カロリードリンクから2200kcal、携帯食から1850kcal
ハンガーノックにはならなかったけど、脚の筋持久力不足で下りのペースが上がらなかった

今回、雪と悪天候だったとは言え、日帰りトレランとしては結構難易度の高いコースだと思う
余裕が無い中、大きく道を間違えたり、ガスったり、捻挫したりして進めなくなったら、即アウト
このブログを見てよし私も行こうと思う方、十分気をつけてください
私のトレランの大会記録が左のリンクから見れるので、体力の参考にどうぞ